金沢百万石まつりとは?日程とルート交通規制情報紹介 歴代の俳優は?

元画像:公式HP

金沢百万石まつりは石川県で毎年行われる6月のイベントです。

加賀藩初代藩主前田利家公が1583年6月14日に金沢城に入城したことを記念して、

毎年6月頃に3日間の日程で行われる金沢市最大の祭り!

6月14日は尾山神社誌によるものです。

 

スポンサードリンク

日程

金沢百万石まつりはメインイベントである百万石行列前後3日間の日程で行われます。

史実にしたがい6月14日開催でしたが、多くの観光客に来てもらおうと開催日を6月の第1土曜日を中心に行われるように変更されました。

1日目(金曜日)

【お水とりの儀式・茶筅供養】9:00~10:00

金澤神社の宮司によって金城霊沢の霊水が汲み上げられ、神社に奉納します。

お水取りの儀式終了後に成巽閣前庭にある茶筅塚で、使い古した茶筅に報恩感謝を込めて供養します。

 

【祈願祭】10:00~10:40

尾山神社で金沢百万石まつりの成功を祈り、宮司による祝詞の読み上げ・巫女の舞が奉納されます。

 

【献茶式】13:00~14:00

尾山神社でお水取りの儀式で汲み上げられた霊水を使い、利家公に御茶を献上します。

 

【子ども提灯太鼓行列】18:40~21:00

金沢市内の小学生を中心に約1万人の児童たちが提灯・太鼓を持ち、しいのき迎賓館を出発点として市内を練り歩きます。

 

2日目(土曜日)

【百万石茶会】8:30~16:00

兼六園とその周辺で、裏千家・表千家・宗和流・煎茶道松月流・遠州流・宗偏流・皇風煎茶礼式・大日本茶道学会の各社中によるお手前が披露されます。

2日目と3日目に行われ、前売り券は2席券2,000円、当日券は1席券1,500円となります。

 

【加賀百万石 盆正月】10:00~18:00

前田家の嫡子誕生や官位昇進などの慶事を城下挙げて祝った「盆正月」を再現したイベントで2日目と3日目にわたり金沢城公園にて行われます。

子ども御輿・獅子舞・太鼓・よさこい・民謡などの披露やワークショップ・屋台などが並びます。

3日目は16:00で終了します。

画像元:金沢市

 

【百万石行列】14:00~18:00

金沢百万石まつりのメインイベントで金沢駅東広場での出発式から始まり、祭りの横断幕を先頭に音楽パレードや獅子舞行列・加賀とび行列・珠姫のお輿入れ行列などが続き、最大の見どころとなる前田利家公入場行列が金沢城公園まで進んでから、三の丸広場にて入城祝祭が行われます。

百万石行列の主役となる前田利家公は金沢市役所や商工会議所の職員、お松の方は金沢市の百貨店大和またはめいてつエムザの女性店員から選ばれていましたが、

前田利家公1984年と1986年からは男優が、

お松の方は2008年から女優が起用されるようになりました。

 

歴代の前田利家公・お松の方

 

前田利家公 お松の方
1984年 鹿賀丈史 一般公募
1985年 一般公募
1986年 御木本伸介
1987年 三浦浩一
1988年 名高達郎
1989年 横内正
1990年 目黒祐樹
1991年 中条きよし
1992年 橋爪淳
1993年 辰巳琢郎
1994年 渡辺裕之
1995年 美木良介
1996年 高橋英樹
1997年 あおい輝彦
1998年 千葉真一
1999年 藤岡弘
2000年 勝野洋
2001年 松平健 斉藤慶子
2002年 風間トオル 一般公募
2003年 加勢大周
2004年 東幹久
2005年 赤井英和
2006年 高嶋政宏
2007年 的場浩司
2008年 山下真司 石野真子
2009年 永島敏行 熊谷真実
2010年 宍戸開 小林綾子
2011年 村上弘明 藤谷美紀
2012年 川野太郎 横山めぐみ
2013年 松村雄基 大河内奈々子
2014年 原田龍二 菊池麻衣子
2015年 内藤剛志 菊川怜
2016年 袴田吉彦 笛木優子
2017年 保阪尚希 佐藤藍子
2018年 高橋克典 羽田美智子
2019年 加藤晴彦 藤本美貴

 

【百万石踊り流し】18:00~20:00

国道157号線南町~片町広坂通りと香林坊~広坂交差点手前で、「ふれあい音頭いいね金沢」「金沢ホーヤネ」「百万石音頭」の3曲で踊り流しが行われます。

参加資格は1チーム踊り手10名以上で、踊りを盛り上げたチームには賞が与えられます。

 

【百万石薪能】19:00~21:00

金沢城公園の三の丸広場で、かがり火のもと特設された能舞台で「加賀宝生流」の能が披露されます。

雨天の場合は石川県立能楽堂で行われます。

 

3日目(日曜日)

【民謡華絵巻】10:30~16:00

金沢歌劇座で協会加盟19団体・約600人を超える出演者による、石川や全国に伝わる民謡が披露されます。

 

 

歴史

 

金沢百万石まつりは江戸時代に行われていた百日祭が起源といわれています。

明治時代になると前田利家公の偉業をしのんだ「封国祭」、大正時代に「市祭」へと変化していきました。

終戦後は進駐軍の指導により1946年から6年間は尾山神社奉賛会による「尾山まつり」として開催されていましたが、1952年からは金沢市と金沢商工会議所が中心となり開催された

「商工まつり」が現在の百万石まつりの第1回目となります。

史実にしたがい6月14日開催して金沢市立の小中学校や施設は休日となっていましたが、

多くの観光客に来てもらおうと開催日を6月の第1土曜日を中心に行われるように変更されました。

 

中止になったイベント

 

1日目の夜に浅野川で約1,200個の灯籠を流す「金沢友禅灯篭流し」が行われていました。

しかし、2018年開催時に約600個の灯籠が密集したため火災が発生してしまいました。

幸い、10分後には消火され、けが人もいませんでしたが全国ニュースで取り上げられる大事になってしまったため、中止となっています。

再開の予定は現在未定となっています。

 

交通規制

 

金沢百万石まつりでは1日目の子ども提灯太鼓行列、2日目の百万石行列開催時に交通規制が行われます。

1日目の子ども提灯太鼓行列開催時には18:40~21:00まで香林坊~広坂

2日目の百万石行列開催時には13:00~18:00まで金沢駅前から兼六園

百万石踊り流し開催時には18:00~21:00まで国道157号線南町~片町広坂通りと香林坊~広坂交差点手前車両通行止めとなります。

また、車両通行止めによって一部の路線バスが迂回・折り返し運行となります。

 

パーク・アンド・ライド

車での移動は大規模な交通規制・通行止めが行われるのでおすすめできません。

どうしても車を利用したい場合は、指定された郊外の駐車場に車を停め公共交通機関のバスや鉄道に乗り換える「パーク・アンド・ライド」を利用しましょう。

運賃はバスは200~240円、鉄道は160円で、駐車場は無料で利用できます。

 

混雑具合

金沢百万石まつりで一番混雑するのは、やはりメインイベントの百万石行列です。

午前中から場所取りをする人が多いのと行列が近づく1時間くらい前になると人がドッと押し寄せてきます。

公式ページの「百万石行列通過順路」では、百万石行列のコースと大まかな時間が紹介されているので、混雑具合見ながら空いてそうな場所で見るか、先回りして行列が来るのを待つようにするとよいです。

 

宿泊場所

この大イベントを3日間みたいという時に、遠方からの場合は宿泊施設の予約がいりますが・・

金沢百万石まつり開催中は、金沢駅周辺のホテルはほとんど予約で満室になっています。

片町・香林坊周辺のホテルを探してみるのもいいですよ。

【片町・香林坊周辺の主なホテル】

アパホテル(金沢片町)

住所:〒920-0984石川県金沢市池田町2番丁21-1

電話番号:076-234-3111

アクセス:バス片町下車徒歩5分

ファーストキャビン金沢百万石通

住所:〒920-0869石川県金沢市上堤町2-33

電話番号:076-222-5800

アクセス:JR金沢駅東口から徒歩19分、JR金沢駅からタクシーで8分、バス南町下車徒歩1分

スマイルホテル金沢

住所:〒920-0981石川県金沢市片町1-10-18

電話番号:076-263-0011

アクセス:JR金沢駅より車で10分、バス片町下車徒歩1分

東横イン金沢兼六園香林坊

住所:〒920-0961石川県金沢市香林坊2-4-28

電話番号:076-232-1045

アクセス:バス香林坊下車徒歩1分

 

金沢百万石まつり さいごに

金沢百万石まつりは金沢最大のイベントです(^^)金沢にいらっしゃるなら

是非6月のこのまつりの時期に!!

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です