北國花火金沢大会は、石川県金沢市に本社がある北國(ほっこく)新聞社が主催する花火大会で、スターマイン・仕掛花火など趣向を凝らした花火12,010発が夜空を彩り、大勢の見物客を楽しませています。
金沢の中心部で開催される唯一の花火大会
北國花火金沢大会は、北陸中日新聞が主催していた「全国選抜北陸中日花火大会」
も行われていましたが、2016年の第56回全国選抜北陸中日花火大会をもって終了したため、
金沢市中心部で行われる唯一の花火大会となりました。
開催期間・場所
毎年7月の終わり頃に県営まめだ簡易グランドで行われています。
2019年は台風6号接近のため7月27日(土)から28日(日)に延期されました。
28日に開催されましたが、荒天の場合は29日(月)に延期となっていました。
プログラム
2019年7月28日(日)に行われた北國花火金沢大会のプログラム内容を紹介します。
北國花火2019 金沢大会
たくさんの色の花火が打ち上がり、とても綺麗でした pic.twitter.com/NbFMTsAgpS— 特急スーパー雷鳥 (@SuperRaityo) July 28, 2019
第1部 打上げ花火プロムナード[19:50頃]
オープニング(スターマイン) 1,200発 音楽付き花火①
「笑顔を照らす」ほか 125発
「錦先青」ほか 155発
「箔の輝き」ほか 130発
「金菊」ほか 130発
「空の宝石箱」ほか 305発
「ひまわり」ほか345発
「キラキラ椰子に誘われて」ほか 400発
- 第2部 北國芸術花火 5号玉[20:15頃]
【打上げ社】
(有)若松煙火製造所(宮城県)
(株)菅野煙火店(福島県)
北日本花火興業(株)(秋田県)
(有)トモエ屋煙火工業(岩手県)
(株)佐藤煙火(宮城県)
北陸火工(株)(石川県)
60発
特別企画 音楽と花火の共演 1,000発 音楽付き花火②
- 第3部 花火パフォーマンス[20:30頃]
「星降る夜に」ほか 100発
「黄金点滅」ほか 110発
「夏の思い出」ほか 1,020発
「彩色牡丹」ほか 470発
- 第4部 スターマインパレード[20:40頃]
「優しい光に包まれて」ほか 1,240発
「故郷の彩」ほか 140発
「夜空の万華鏡」ほか 140発
「光の鼓動」ほか 140発
令和の響き「霊峰の煌めき」 1,300発
- 第5部 フィナーレ[20:55頃]
1,000連発の乱れ打ち おとこ川市民花火 1,000発
フィナーレ ナイアガラスターマイン 2,500発 音楽付き花火③
合計12,010発
【打上げ業者】北陸火工株式会社
【音楽付花火演出プロデュース】池端信宏
最大の見どころは、フィナーレを飾る1,000連発の乱れ打ちで迫力満点の花火です。
協賛金
花火大会に賛同する個人を対象に1,000連発の協賛を募集していて、お礼として協賛内容に応じた協賛者観覧席入場券を進呈していて協賛金は花火大会の運営費として使われます。
プラチナ席のそばには協賛者専用トイレが用意されています。
【専用駐車場】
協賛金に1,000円追加すると徒歩15~20分で会場に行ける専用駐車場を用意してもらうことができます。
北國新聞読者サービスセンター・北國新聞イベントガイドのみの受付となっていて、後日駐車許可証を郵送または来社で受け取ることができます。
【協賛者観覧席】
- プラチナ席(1口3,000円(税込)ソフトドリンク付・1人用)
3つのゾーンがあり、事前に主催者側が割り振られた場所になります。
- いす席(1口2,000円(税込)・1人用)
Aゾーン・Bゾーンの2つがあり、事前に主催者側が割り振られた場所になります。
- ペアシート(1口4,000円)
- テーブル席(1口6,500円・5人まで)
会場までのアクセス
会場周辺には駐車場がない、または交通規制のためマイカーでの来場不可となっています。
【会場】 石川県立まめだ簡易グランド
【住所】 〒920-0047 石川県金沢市大豆田本町甲92
JR金沢駅から徒歩で約20分、タクシーで約5分
シャトルバス
JR金沢駅金沢港口(西口)・西部緑地公園(県立野球場一塁側前)から会場付近まで、シャトルバスが運行しています。
料金は往復500円、小学生以下無料。
【行き】17:30~19:35(随時出発)
【帰り】花火終了~22:00(随時出発)
交通規制
花火大会開催中は以下の区間が通行禁止・進入禁止となります。
【通行禁止・18:30~22:00】
- 若宮大橋交差点から大豆田大橋交差点
- 大豆田大橋交差点から元車交差点
【関係車両以外進入禁止・18:30~22:00】
- 入江、玉鉾、若宮神社前、南広岡交差点区域
トイレ
仮設トイレが10基用意されますが大勢の見物客で長い行列なることがあります。
穴場スポット
花火が始まると会場は大変混雑します。
会場から離れても花火を楽しめる穴場スポットを紹介します。
金沢市民芸術村
まめだ簡易グランド近くにある市民の芸術活動を支援する総合文化施設です。
「大和町広場」という憩いの広場から花火を見ることができます。
動物の連れ込みは禁止となっています。
【住所】〒920-0046 石川県金沢市大和町1-1
石川県庁19階展望ロビー
石川県庁の19階にある展望ロビーからは打上げ花火を見ることができます。通常利用時間は20:00までとなっていますが、花火大会当日は花火が終了するまで利用することができます。
【住所】〒920-8203 石川県金沢市鞍月1-1
屋台
会場のまめだ簡易グランド内には、いくつかの屋台が出ていて、午前中から利用できる店もあるようです。
混雑状況
花火が終了すると大勢の見物客が動き出すので会場周辺は大変混雑します。
人の流れに沿ってゆっくりと移動するようにしましょう。
また足元が暗いので小さなお子さんを連れている場合は周囲に注意してください。
虫対策
会場が犀川沿いのため蚊がいるので、虫除けスプレーやムヒなどの虫さされ薬を用意しておくといいですね。
北國花火金沢大会 最後に
夏の風物詩の花火大会、今年こそはと準備しても天候に左右され日にちがずれてしまったりもします。
そして、リアルタイムや事前に情報を載せられたらよかったのですが・・・今回は事後になってしまいました。
来年以降の参考にしていただければと思います。