祇園祭の起源とは?2018年の祇園祭のスケジュールも大公開!

祇園祭といえば、京都の三大祭りの一つとして有名ですね。

皆さんはその祇園祭がいつから始まった祭りか、そしてその歴史などをご存じですか?

今回は祇園祭の歴史や2018年のスケジュールと楽しみ方をご紹介していきます!

 

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あなたは知っている?祇園祭はいつから始まった?

 

祇園祭の由来は昔、平安時代に疫病が流行しことにはじまります。

この疫病で大量の死者が出てしまう深刻な状況の時期がありました。

この原因を当時の人々は「御霊(みたま)の怒りに触れた為」と信じていました。

なので、この御霊の怒りを鎮めるために当時の国の数にならって66半の鉾を神泉苑に立て、

祇園の神を祀り、洛中の男児が現在の八坂神社の神輿を神泉苑に奉納し、

そこで疫病を追い払うための「御霊会(ごりょうえ)」を行いました。

 

この行事が後に「祇園御霊会」と呼ばれるようになり現在の祇園祭へ

と変わっていきました。

 

その歴史は平安時代から1100年。

当初は疫病が流行ったときのみ行われていましたが970年を境に

毎年行われるようになりました。

 

そこから徐々に町の人が加わるようになり次第にお祭りとしての要素が増えていきました。

 

やがて、1336年ころからは規模も大きくなっていき、

現在の山鉾巡行が始まるようになり、ほぼ現在の祇園祭に近い状態となりました。

 

祇園祭のスケジュール

 

祇園祭の歴史が分かったところで、スケジュールを確認してみましょう!

祇園祭は、なんと一か月も続くお祭りなのです。

2018年の日程は7月1日~31日までとなっています。

 

1か月間の予定を細かく見ていきましょう。

 

7月1日 吉符入り→各山鉾町において関係者が打ち合わせ、祇園祭の無事を祈願します。

2日 くじ取り式→メインイベントとなる山鉾巡行の順番をくじで決めます。

10日 神輿洗い→鴨川で神輿を清めます。

10~14日 前祭・山鉾建て→山鉾23基を組み立てます。

12~14日 前祭・山鉾曳始め→組み立てた山鉾を動かします。

14日 前祭・宵々々山→安全に山鉾を動かせることが確認できたら、立ち並ばせます。

(これには搭乗することができます)

15日 前祭・宵々山→山鉾が並び、この日には屋台も出ます。

17日 前祭・山鉾巡行→前祭のメインイベント山鉾巡行が始まります

17日 神幸祭→八幡神社から神輿を運びます。

18~21日 後祭・鉾建て→山鉾10基を組み立てます。

20~21日 後祭・山鉾曳初め→山鉾を動かします。

21日 後祭・宵々々山→山鉾を建ち並ばせます。(搭乗可能)

24日 山鉾巡行・花笠巡行→後祭のメインイベントです。

25日 千団子→神輿のお供え団子を厄除けとして配布します。

28日 神輿洗い→四条大橋で神輿を洗います。

31日 疫神社夏越祭→八坂神社において祇園祭終了となります。

 

祇園祭の山鉾巡行コースを知っていれば間近で楽しめる

 

 

では次に、山鉾巡行のコースをご紹介します。

このコースが分かれば近くで山鉾巡行を楽しむことができますね!

前祭では23基、後祭では10基が巡行し、前祭と後祭で

ルートは逆になります。

17日のルート(9:00~)

四条烏丸出発→四条河原町→川原町御池→新町御池到着

24日のルート(9:30~)

烏丸御池出発→川原町御池→四条河原町→四条烏丸到着

となっています。

 

祇園祭は毎年大変混み合い、特に四条烏丸から四条河原町はものすごく混雑します。

この巡行中のメインとして一番人気のあるものが「辻回し」という交差点で行われる

山鉾を90度方向に転換するイベントです。

これが行われる交差点は特に混雑します。

もし、間近でご覧になりたいのであれば早朝からの場所取りが必要でしょう。

その中でも、道が広く見やすいポイントは河原町御池→烏丸御池の間で、

メインの辻回しに関しては河原町御池の交差点がおススメです。

この辺は事前に有料観覧席も販売されていて座りながら見ることができます。

2018年は6月6日から販売されます。

インターネットやコンビニでも購入できるので利用してみてはいかがでしょうか?

 

祇園祭 まとめ

1か月にも及ぶ祇園祭、筆者も京都が好きで興味はありましたが、

まさか1か月の間にこんないろいろな催しがあるとは思いませんでした。

普通、お祭りというと2~3日間のイメージですが、祇園祭は本当に規模が違いますね。

もし予定が合う方はメインイベントの山鉾巡行だけでも見に行ってみてくださいね!!

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