睡眠は人間にとってとても大事なものです。
睡眠不足になると体も心にも悪影響を及ぼします。
高血圧や動脈硬化など、生活習慣病の原因にもなります。
寝つきが悪かったり、夜中に何度も目が覚めたりするのも睡眠不足の原因になりますね。
寝たいのになかなか眠れないのって結構キツイです…
やっと寝たと思ったらもう朝…なんてことも。
ですが、ひたすら寝ればいいという訳でもなく、睡眠に最適なのは7時間と言われています。
そして、「量」よりも「質」が大事なんです。
睡眠と音楽の関係とは?
人間は、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しています。
睡眠の質を良くするには、寝入ってから約3時間の間に深い眠りにつくことと言われます。
ノンレム睡眠時は脳も体も活動していないので、脳も体も休ませることが出来るんです。
さらに、寝入ってから2~3時間経つと、成長ホルモンが分泌され、細胞の修復や疲労回復に効果があります。
睡眠の質を上げるのに効果があるのは、音楽が良いとのこと。
ここでは睡眠と音楽の関係性と、どんな効果があるのかについてまとめてみました。
睡眠を促す音楽はα波がポイント?
α波は脳から出る脳波の一種で、落ち着いている状態の時に出ます。
α波が出ると、体や心がリラックスし、ストレスも抑えられます。
このα波を出すには、リラックスした状態になることが重要。
体や心をリラックスする一つの方法として、音楽を聴くことがあります。
癒し効果の音楽を聴くことで、α波が出て心身がリラックスし、睡眠を促し、眠りの質も良くなります。
睡眠にぴったりな音楽 おすすめのクラシック3選
では、α波を出やすくする音楽にはどんなものがあるのでしょうか。
α波が出やすい癒しの音楽には、クラシック音楽が良いと言われています。
テンポがゆっくりな音楽は、リラックス効果があるのでおすすめですよ。
アップテンポな曲だと、目が冴えてしまったりと逆効果になってしまいます。
クラシックの中でも、α波が出やすいおすすめの曲は、
・パッヘルベル 「カノン」
・バッハ 「G戦場のアリア」
・ドビュッシー 「月の光」
「カノン」と「G戦場のアリア」は、ヴァイオリンのゆったりした音色が心地よさを感じさせます。
「月の光」は、柔かいピアノの音色が心地よく、リラックス効果ありますね。
他にも、モーツァルトはどの曲もゆったりした曲で、良いです。
ショパンも「おすすめメドレー」で聞いたりすると、再生する手間も省けるのでおすすめですよ。
睡眠と音楽 まとめ
睡眠の質を上げるには、寝る前にリラックスした状態を作ることが重要です。
α波が出ると心も体もリラックスし、眠りにつきやすくなります。
そして深い眠りをさそいやすくなるんです。
α波を出やすくするには寝る前にクラシック音楽を聞くのがおすすめ。
クラシックのゆったりとした曲にはリラックス効果があるので、ぜひ寝る前にクラシックを聞いてみて下さい。
寝ざめもスッキリ、仕事もはかどること間違いなしですよ。