お墓参りは夕方の時間はタブー?お墓参りの服装やお参りする意味とは

お盆やお彼岸が近づくと気になるのがお墓参り。

会社と自宅の往復で一週間が終わってしまう現代の私たちには、

なかなかお墓参りに行く時間もゆっくりとれませんね?

 

 

お休みをとって出掛ければいいのですが、それはそれですることがあるし……

用事を済ませて夕方に出掛けてもいいのでしょうか?

それとも午前中でないとダメ?

お墓参りの常識とマナー、調べてみました!!

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お墓参り夕方の時間はタブー?

 

お墓参りをすることは、お盆やお彼岸、命日などでなくても、行きたいと思った時に

お参りすればよいのですが、お参りの時間についてはいろいろきくことがあります。

以前は、お墓参りに夕方行ってはいけないという考え方があったそうです。

これは午前の早い時間に行くことで何よりもお墓参りを優先させる、

という気持ちを表したものだとか。

 

自分の用事がすんで一番最後にお墓参りをするのは先祖に対して失礼だという考えですね。

また、夕方や夜にお墓参りをすると「霊が憑く」などといい、忌み嫌っていた

地方もあるそうです。

でも忙しい現代では、そうやって時間を限定させてしまうと、お墓参りから

遠退いてしまうことから、いつ行ってもよい、という考えに変わっているようです。

ただし、安全や防犯の面から、明るいうちには済ませたいものです。

お墓のあるところは石が落ちていたり、木の根が這っていたりして足元は危ないところも

ありますからね?

また、霊園によっては開演時間が決まっているところもあります。

この場合はそれに合わせてお墓参りを済ませるようにしましょう。

 

お墓参りの服装 私服でもいいの?

お墓参りは普段着で大丈夫です。

いつもの洋服で差し支えありませんので、気楽な気持ちで出掛けてください。

ただお墓をお掃除することを考えると動きやすい格好の方がいいですね。

お墓には色々な方がいらっしゃいます。

今まさに悲しみにくれている方がいないとも限りません。

気持ちを色柄を押さえた落ち着いたお洋服だと安心かもしれませんね?

また、お坊さんを呼んでの回忌法要などに出席するときには、当然礼服、

もしくは順礼服が必要です。

社会人になったらいつ必要になるとも限りませんから、一組用意しておくと安心ですよ!

お墓参りをする意味ってなに?

 

お墓参りの意味は宗教宗派によって異なります。

仏教では肉体は死んでしまっても魂は残るという考え方があります。

人は死ぬと生前の行いによって6つの世界を行きめぐります。

いわゆる天上とか地獄とかもその中のひとつ。

これをめぐる状態のことを『輪廻』といって、このサイクルから外れると

極楽浄土に行くことができると考えられています。

 

一方浄土真宗では人は死後、すぐに仏になり極楽浄土に行くので

魂はお墓にも下界にもいないとも言われています。

輪廻思想が強い地域の人には、お墓参りをすることで亡くなった方が

早く極楽浄土に行けると考えますし、浄土真宗ではお参りに行くことで

自分の死後、すぐに極楽へ行けると信じられているようです。

お墓参りの意味は人それぞれです。

全く意味がないと思って、仕方なしに行っている方もいらっしゃるのでは?

 

生前、辛く当たってしまったと謝罪する人も、自分がよくないことをしてしまった

と嘆く人も、お墓参りのシーンにはいらっしゃるよう。

普段は気を張っていても、亡くなった方の前でなら素直になれるんでしょうか?

 

難しいことはわかりませんが、私は「今日も元気ですよ。みんな変わりありませんよ」と、

報告をする日だと思っています。

久しぶりに会った人にするように、近況を報告して無事を喜ぶだけでも十分

意味のある行動だと思います。

お墓が遠かったり、お休みがとれなかったりでお墓参りから遠ざかって

しまっている人も、なんだか理由がよくわからなくて嫌々出かけていた人も、

今年はお花をもってお墓を訪ねてみては?

 

「おばあちゃん、久しぶり!」と声をかけるだけでもなにかちょっと

優しい気持ちになれるような気がしますよ♪

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